1923年に関東大震災が起きた日です。100年前、カトー工業があるここ神奈川県藤沢市も大きな被害があったと聞いております。
右の写真の本は藤沢市文書館の刊行物で藤沢市史ブックレットというもので、第2章には「関東大地震と被害の全容」、第3章には「各地の被害の諸相」が記されています。
災害は、時の経過とともに記憶から薄れていくものですが、昨今は地震も多いですし、次の大きな地震がいつ来るかとの懸念の声も聞こえてきます。
ひとたび、地震が来れば停電や断水があるかもしれません。
今回は生活に欠かせないトイレの災害時、停電、断水の際の流し方を簡単にご紹介します。
水道管の破裂の恐れがあるような場合は、トイレの使用は控えた方がいいのですが、停電時や断水時の使用法は覚えておけば役立つと思います。
レバーのついていないオート洗浄タイプのトイレの場合、流せないと思っていませんか?
レバー付きのトイレと同様に断水時も流すことができるんです。
断水時のポイントは水の量です。
バケツ1杯分の6リットル程度を便器に直接流すことで勢いと水量で流れます。
何となく躊躇して2リットル程度を少しずつ流してしまいがちですが、それだと水量も勢いも足りず流れにくいんです。
直接便器に勢いよく水を流し込んでください。それから追加で静かに3リットルくらい流してください。
断水中はオート機能がついているタイプは、メニューボタンからオート切りを設定してください。
それから詰まりのリスクがあるトイレットペーパーは流さず、ごみ袋に入れるようにした方が良いです。和式トイレも同様の方法で流れます。
備えあれば憂いなし!いざという時に慌てないためにこの機会にご自宅のトイレのことを考えてみてはいかがでしょう。
そもそも、断水して水道から水が出なくなってしまった時のために、普段からバスタブなどに水を貯めておかなくてはなりませんが・・・。
TOTOのホームページに動画付きで掲載されていますので、そちらも参考にしてください。
https://jp.toto.com/support/emergency/dansui/et_nagashikata_mov/
カトー工業はTOTOリモデルクラブ店です。
リモデルクラブ店は、TOTOのあんしん品質をクリアしたお店です。